プロ定番!一見難解な一目均衡表は、こうして見れば実は簡単だった!
プロとは、機関投資家やヘッチファンドのトレーダー達のことです。彼らのチャートには一目均衡表が表示されているのをよく見かけます。どうしてプロといわれる人達に人気があるのでしょうか?それは一目均衡表は使える指標、つまりはよく当たるからだと私は思っています。
一目均衡表の雲だけ表示してみました。ポンド円一時間足です。
現在の価格が、雲の上か下かに注目して、雲の上なら上昇トレンドゾーン(買い)、下なら下降トレンドゾーン(売り)と解釈しています。
↓ちょうどポンド円5分足で雲を下抜けしようとしています。2017年10月16日、13時7分前後のチャート画像です。148,744円を表示しています。
数分後↓
上に戻されてしまいました。雲の厚みに注目してみて下さい、もみ合っていますね。
↓その約2時間20分過ぎ後、15時30分過ぎのチャート画像です。雲の中付近で推移した結果、、、。
雲を下に抜けてどんどん下落していますね。
148,744円から148,342円を指していますね。約40pips以上動いています。
ポンド円の場合、40pips とは40銭と同じ、もし1000万円証拠金として預けて、100万通貨分で取引したとすると40万円の儲けです。2時間でです。逆もあるか?ですよね、、。この場合、ストップは、雲の上に入れておいたでしょうからマイナス20pipsの損失は覚悟の上です。でも下落途中でストップをゼロにしたりプラス決済になるよう、移動していますので最初だけです。
日足チャートです↓
4時間足です↓
日足、4時間足を見て私ならこの辺で一旦、利確(決済)ですね。全部とはいかなかったでしょうから、148,70円売りで約30pips というところでしょうか。リバウンドしてその後、どうなるのかに注目です。(5分足)
簡単な方法は、現在の価格が雲の下だと売り、上だと買いだけ覚えておいてくださいね。雲との位置関係を見ているのです。それと、できましたら雲の厚みも意識するようにしておいてください。
雲が厚い場合は、今日のようになかなか抜けてくれないことが多いようですので注意が必要です。先週のチャートですけど、こういうところでも売買できていればどうでしょう?↓
すごいですよね!かなり取れていますね。
全ての箇所で成功とは限らないのですが、これを有効に使う戦略を考える必要がありますね。
一応、雲を抜けても次のろうそく足が確定してその位置(始値)がどこにあるのかが、基本的な判断基準方法かと思います。
以上、一目均衡表の雲だけ表示の場合でした。
MT4に標準装備されている、Ichimoku の設定方法です。私の場合の色設定例を載せておきます。Ichimoku を右クリック、
色の設定で変えています。私の場合、ピンク色系が買い、アクア色で売りに大体統一しています。雲の部分だけ色つけしています。他は非表示設定しています。
↓一目均衡表(同じ5分足のところ)は、超難解に思えて理解できなかった私ですが、、、、。分解して表示してみると強力なツールだと実感しています。全部表示してみるとやはり難しく思えますね。
実は、私は一目の雲しか表示させてないのですが、後の遅行スパンだけ表示+αで大成功のトレーダーさんもいらっしゃいます。
雲の位置をゼロにして、色の線を太くするとこうなります。ピンク色買い、ブルー色売り。フィルターとかのルールを決めれば強力なツールになると思いませんか?↓
あと二つだけもう少しお付き合いください。
2番目は、基準線、転換線だけ表示例です。↓同ポンド円 5分足です
↓ポンド円 日足
黄色○で買い、白○で売り、線がクロスしているところです。
ピンクの線が上で買い、アクア色が上で売りです。
日足とかでのトレード、スイングトレードと呼ばれる長期にわたってトレードされる方が使われる手法の一つです。そのまんまでもかなりの利益になっていますね。ただ、5分足とかの短めのチャート足にはやや遅れがちになるかと思いますので私は、使っていません。
色の設定例です↓
3番目、遅行線(遅行スパン)のみ表示例です。
同じくポンド円5分足です
青の矢印のところ白い線の先端が、ろうそく足の上か下かの位置を見ます。今はロウソク足に当たっていますね、当たっていると売買はしません。白い線の先端が、ロウソク足の上なら上昇(買い)、下なら下降(売り)と判断してます。実は、現在の価格を26本前にずらしただけなんですが、これが良く当たるのです。ボリンジャーバンドと併用で有名なトレーダーさんがいらっしゃいますね。
色の設定例です
4番目だけ白に設定の例です。
以上簡単でしたが、4種同時表示した例です。
私は、短期(短気じゃないよ)トレーダーなので雲を使用させてもらっていますが、一目均衡表はかなりのツールだということはお分かりいただいたかと思います。次回は雲表示の強力なツールを紹介させていただきたいと思います。
あとはおまけですが、先週の結果を↓
2017年10月9日(月)~10月14日(土)第2週目
↓ポンド円 30分足 10月16日12時12分頃のチャート画像です。
10月12日(木)以外は、動きの少ない日が続きました。
↓10月12日(木)ポンド円 5分足のチャート画像です
15時過ぎ下落(赤の縦線部分)が始まりましたが、動きの少ないところだけで売買に終わりました。後の急落は間に合わず売り建てを逃してしまいました。
リバウンド後、元の価格に戻りました。後で見れば簡単に見えますが、これは難しかったと思います。損失を出さなかっただけ良かったと思います。
2017年10月9日(月)~10月14日(土)の決済結果
合計 30.6pips 30万通貨売買 +91,800円
ほとんどちょこまか売買でした。
ここまで読んでくれてありがとう!
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